便利になったもんです、この番組をとりあえず録画しています。
NHKが世界の番組から選んでくれて、民放では絶対に見られないものと思っています。
今回はイラク戦争、迷走の10年というタイトルです。
2011年にギリシャで制作されたもので、2500年前の哲学者の引用を冒頭に持ってきています。
「戦争では真実が最初の犠牲者になる」
2500年前から同じことを繰り返しているのですね、あるいは2500年前に逆戻りしているのでしょうか?
内容はイラク戦争時にジャーナリストの宿泊するホテルにミサイルを撃ち込んだときの映像とインタビューです。
このニュースは知っていましたが、アメリカ軍が撃ち込んだとは知りませんでした。この放送内容では、アメリカ軍が意図的に撃ち込んだようだと伝えています。
全4回のシリーズですが、ブッシュ大統領やその取巻きの歴史について、二度と間違わないようにとの警鐘と受け止められます。
オリバーストーン監督のアメリカ史、凄いですね。
アメリカに負け安全保障庇護の日本は、どうしてもアメリカを否定する番組が作れなかった。
世界を見てきた映画監督が、いままでの西側メディアとは全く違う角度からアメリカを評価します。私にはこちらの方が真実として納得してしまうのです。
海外でしばらく過ごすと何か違和感を覚えるのは、歪められた情報が日本には流されているのではないかという疑念でした。
結局は私たちはアメリカの影響の元で、都合の良い情報だけを見せられてきたのでしょう。
私の尊敬する指導者ゴルバチョフも正当な評価があって嬉しい限りです。
通常は歴史書というのは、数百年後に作られることが多いのだけど、当事者がまだいる時代にこれだけの事を語るには大変な勇気がいると思います。
昨日の雨ではタイミングが掴めず失敗しましたが、
本日は無事にバイクの洗車が終わりました。
大変きれいになりました。