フォトアルバム

他のアカウント

スポンサーリンク

三田市内の市民グループ

  • 三田まつりを考える市民の会

Powered by Six Apart

« いつもの風景 | メイン

2014年11月18日 (火)

高倉健さま

子供の頃から観ていました。
当時は新開地の東映映画館です、学校としては子供は立入り禁止の任侠映画ですね。
学校では立入り禁止でしたけど法律の取締まりは無かったと思います。
当時の男子はこの映画の影響で義理と人情を学校に持ち込んで、弱い者いじめなどは全く無い状況でした。
弱い者を守るのが男子的にはかっこ良かったのです。

その後この任侠的主義映画が遠ざけられましたが、他の映画でも義理人情の香りが出せるのは高倉健さまの独断場でした。
昨今の人情の無い世の中で、彼が逝ってしまうと、本当にこの国から義理人情が無くなってしまうような気がして怖いです。
映画の中ですが、たまたま出会った事柄に対して、仁義を尽くす姿に賛否両論が有ったのは確かでしょう。
でも、ほとんどの日本人がどこかに赤穂浪士の仁義が伝えられてきた記憶が有ったはずなのです。
この思いが古いと云われればそれまでなのですが、このこだわりが無くなると日本人ではなくなる気がしないでしょうか。

座頭一の勝新太郎さまも、おそらく教育委員会には受入れられないような映画でしたが
仁義はもちろん、弱い者は強い者が守る、その思想で貫かれていたと思っています。
アメリカ映画は嫌いですが、コンバットのサンダース軍曹は別格の武士でした。

義理人情を語ると古くてうさん臭い人だと思われるのですが、おそらく高倉健さまが語ると誰も否定はできないでしょう。
彼は武士道を語れる最後のサムライだったと思います。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/352123/33057541

を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

音楽と旅行

  • Apple Music Store
     iTunes Store(Japan)
  • Trip
    JAL 日本航空

お買い物

  • これが欲しい